ミキシング・マスタリングについて

 当スタジオでは動画の撮影サービスと音声のレコーディングサービスを展開しているのですが、レコーディングスタジオで収録した音をイメージできない方が多いです。レコーディングスタジオの場合、原音を忠実に収録することが最も求められます。つまり、部屋鳴りや余計なノイズなどがないことが理想になります。なぜかというと、収録後のエンジニアによるミキシング作業において、部屋鳴りなどは不要且つ、作業の妨げになってしまうからです。

 そこで、よくオーディションやコンクール用に音声が必要ということで、レコーディングサービスにお問い合わせがあるのですが、レコーディングサービスで収録した音は、上記の通り原音のみになるためホールで録ったように最初から迫力のある音になるわけではありません。作品として公開する場合は、ご自分で収録した音を音楽ソフト(DAWなど)上でミキシングするか、または外部エンジニアによるミキシングが必要になります。当スタジオでは、レコーディングをご予約いただいた時間内であれば、残響処理などの簡易的なミキシングはさせていただきます。CDの販売や配信などといった、より本格的な処理が必要な場合は、後日作業の整音オプションをご検討ください。当スタジオで収録させていただいた音声のみ、整音オプション(ミキシング・マスタリング)がご利用できます。

 また、ミキシング・マスタリングはこちらにご依頼いただくことも可能ですが、是非セルフレコーディング(音声のみ必要な方)、演奏動画撮影・編集のプラン(動画と音声が両方必要な方)もご検討ください。こちらはセルフサービスになりますが、エンジニアによる音声処理が最初から付いているプランになります。簡単に迫力のある音で撮影をすることができます。たくさんの方にご利用頂いておりますので、ご検討ください。

 

ミキシング・マスタリングについてご紹介

ミキシング。マスタリング処理

 グランドピアノのレコーディングと、ミキシング中の音楽ソフトのスクリーンショットになります。ソフトやプラグインなどの制作環境は常に改善を心がけております。当スタジオではメインのDAWソフトにSteinbergのNuendoを使用しています。ここでは、LiquidSonics各種、INSPIRED ACOUSTICS Inspirata Proなどの最新かつ評価の高いリバーブエフェクトを使用し、豪華な空間をシミュレートしている最中です。ソロのクラシックピアノの音源は、ホールリバーブをたっぷり聞かせ、実際に大ホールで演奏しているような音作りをしていきます。もちろんお客様の好みの質感に仕上げることも可能ですので、ミキシング・マスタリングについても是非ご相談ください。