スタジオで使用している音楽ソフト(DAW)について

 今回は、ピアノスタジオシンフォニアで利用しているDAW(音楽制作ソフト)、PreSonus Studio OneとAvid Pro Tools、Steinberg Nuendoのご紹介をします。ソフトは常に最新版を使用しています。

 


PreSonus Studio One

studio one

 セルフレコーディングPCで使用しています。見た目がシンプルで分かりやすく操作がしやすいため、初めて使うお客様に説明するとき、少しの説明でも理解しやすいです。ソフトがとても安定しているため、レコーディングで問題が起きることがほとんどありません。また、エフェクトなども充実しておりますし、その他簡単な楽譜を制作出来たりもします。現状最新版(5.5 Professional)ですが、基本性能がかなり強化されており、使いやすく進化しています。

 セルフレコーディングをご検討のお客様にお勧めな使い方がございます。メーカーホームページにStudio One Primeという無料バージョンがございますので、お持ちのPCやMACにインストールしていただければ、レコーディングしたデータをそのまま開くことができます。ピアノをレコーディングする場合でも基本3トラック以上使用するため、書き出したwavデータを取り込むよりもこの方法がお勧めです。


Avid Pro Tools

Avid Pro Tools - PitchⅡ

 プロのレコーディングといえば、Pro Toolsというほどメジャーなソフトです。現在は他DAWもかなり優れているので、これを選ぶメリットはあまりなくなりましたが、プロエンジニアはメジャースタジオがこちらのソフトを使用しているので、メインにしていらっしゃる方が多いです。

 当スタジオに入っているのはサブスクリプションのArtist版ですが、音質などは上位版と変わりませんので、レコーディングでは十分ご利用いただけます。とても安定しており、安心して使用できるソフトです。


Steinberg Nuendo

nuendo

 全世界で最も利用者の多いDAW、Cubaseにポストプロダクション向けの機能が追加されたソフトです。音楽制作の基本機能はCubaseとNuendoではほとんど変わりありませんが、当スタジオは映像と併せてアフレコデータやSEの編集なども行うため、Nuendoを使用しています。通常のレコーディングサービス(エンジニア付きプラン)のほうではこちらのソフトでレコーディングをしております。近日、発表されたばかりのバージョン12にアップ予定です。