2024年2月現在のオーディオインターフェース周り

 当スタジオはレコーディングサービスとして、エンジニア付きプランとセルフプランをご用意しておりますが、エンジニア付きプランで使用している機材について、少しご紹介させていただきます。

 2024年現在、RMEのDigiface USBをオーディオインターフェースにして、AD/DAコンバーターとしてUniversal AudioのApollo x8を使用しています。なぜこの構成なのかというと、Windowsを使用している場合は、ドライバーはRMEが最も安定しているからです。RMEはかなり昔から知っているメーカーですが、音そのものに対する考え方にとてもこだわりを持っているメーカーで、圧倒的に長期間のドライバサポートも良いです。そしてApolloのほうですが、個人的には現在最高の音質を持つインターフェースだと思っています。RME(少し前の機材しかわかりませんが)よりも一段解像度が高く感じますし、Unisonプリアンプが素晴らしすぎるので使用していますが、ドライバーがあまりよくなく、メーカー自体がMacばかりに重点を置いている印象です。スタジオオーナーは作曲もするのですが、レイテンシーが詰められないのがかなり痛いのです。そのため、RMEをインターフェースにして、Apollo x8をAD/DAコンバーターにすれば解決すると思い、この構成に落ち着きました。これでRMEとUniversal Audioの良いとこ取りが出来るわけです。UnisonプラグインやDSPミキサーを制御するため、両方のドライバーをインストールして、両方ともパソコンに接続しています。

RME Digiface USB
RME Digiface USB
Universal Audio Apollo x8
Universal Audio Apollo x8