前回に引き続き、ピアニストの原久美子さんに演奏していただきました。この曲は私(スタジオオーナー)が好きな曲で、ヴラド・ペルルミュテールのテンポで、というリクエストでお願いしましたが、素晴らしい演奏を聞かせてただきました。さすが、プロのピアニストは違いますね。私もいつか弾けるようになりたいです。是非ご視聴ください。
注目したいのは6小節目ですね。Desから何事もなかったように転調するところ、さすがラヴェル、Gのナチュラルが自然です。最後はわかりやすく反復進行で閉めるところも良いです。ラヴェルの楽曲はとてもおしゃれなのですが、核となる和声進行は古典的で、とても分かりやすい曲が多いのです。そんなところが気に入っています。